なんでこうなるの?

風来坊のなにげない日々を綴るブログ

筥迫ワークショップ

先日、関東地方が煙霧でひどいことになった日。
私は以前より予約していたワークショップに参加してきました。
それは何かと言えば「筥迫」。
そう、七五三の女の子や花嫁の胸元を飾るアレでございます。
その発祥の最初の最初はわかりませんが
江戸時代には、身分の高い女性の持ち物でした。
大名の姫君とか、それにお仕えするお女中とか
大奥勤めの局様とかね。
もっとも、ひっそりとなら豪商の娘も持ってたでしょう。
ただ、大ぴらに見せびらかせなかっただけかもしれません。
ま、そこらは置いといて(笑)
今回参加したのは、筥迫作家さんの
「Rom筥さん」という女性の主催したもので
私は「実用筥迫」というものに挑戦。
他に「装飾筥迫」というのもあってそちらは伝統的な作りで
すでに2月にWSが行われてます。
  
1回目のワークショップでここまでできました。
 

 
ファースト筥迫なんで、無難に木綿で作りました。
あともう一回参加して飾り房などを付けて
やっと出来上がりになります。
私、自慢じゃないけど、たいていのものは
参考書など見て、適当に作れたものですが
大病後はなんか文章の読解力が低下して読み込めないし
理解できないことも多くなったので(←ボケとも言う)
今回は先生に教わることにした次第です。
受講してみて思ったのは作業自体は簡単だってこと。
切って貼っての繰り返しだもの。
コツさえつかめれば、誰にでもできます。
でも構造をしっかり理解するためには
教えてもらったほうがとっても楽だし
どう仕上がったら正解かを知るためには
受講は必須だなって思いました。
しかし、販売したりするほどに作れるようになるには・・・
考えただけでも、ぞっとするほど作らないとね(笑)
友人へのプレゼントとしてなら、
数個作ればどうにかなるかな。
いや、それぐらいどうにかしないとね(笑)
 
お知り合いの皆様、
そのうち無言で筥迫が送りつけられる日が来るかもよ~