先週の土曜の話なんですけどね。
どうしても出たい講習会があって
絶不調にもかかわらず強引に外出した私。
バスは座れたのでどうにかイケた。
電車も乗り換え駅まではなんとかイケた。
だが、そこでお腹が痛くなってトイレへ駆け込む。
下しはしなかったけど疲労感MAXで、必死に乗り換え。
しかし、まったく座れず軽い貧血起こして
各駅で下車して休みながら次の乗り換え駅までたどり着く。
乗ったのは山手線で、うまく席があいて座れてほっとした。
どうにか目的の駅に着いて、ホームから地下への階段でそれは起こった。
皆が一カ所をよけて階段を下りていくのである。
私もぼーっとしながら後を着いて降りていった。
横目で見ると女性が小学生ぐらいの女の子と
階段の隅に立っている。
女の子の足元にはリバースの印が・・・・
「ああ、そうか。だからみんなよけてんのね」
そうふわっと考えながら降りきってそのまま歩き出したんだけど、
ふと気になって振り返ると、やはりみんなさけて通るだけ。
ああ、だれも助けないのね〜と、そこでふと気がついた。
「だったら私が声かければいじゃん！」と。
あわてて駆け上がって「大丈夫ですか？駅員さん呼びましょうか？」
お母さんらしい女性は、なにも言えずこっくりとうなずく。
私はダッシュで駅員さんをとっ捕まえて
事情を話し、親子のところへ案内した。
そこで安心して目的地へ行こうときびすを返したが
さっきのダッシュで全HPを使い切ったらしく
膝ががくがく目の前白く、こっちが倒れそうに・・・・。
結局、親子と駅員に追い抜かれる始末（笑）
でも、一言女の子に「ゆっくり休んでね」と言えたので良かった〜
二人はおしゃれしてたから、楽しいおでかけだったんだろうね。
でも人混みとか電車で気持ち悪くなったんでしょう。
それでリバースしちゃったんだね、かわいそうに。
女の子、しんどかっただろうに。
私自身幼い頃、バスとかに酔ってリバースしてたので
あの女の子の気持ちがよく分かったんだ。
せっかくのおでかけなのに
自分がこんなことしちゃって、お母さんも困ってるし
どうしよう〜大変なことになっちゃった・・・って
すっごく自分が情けなくて悲しかったんだと思うの。
しかし！あれだけ大勢の人がいたのに
誰一人として親子に声を掛けないなんて！
おせっかいオバちゃんの一人もいなかったのか？
まあ、私がその「おせっかいオバちゃん」だったのねとは思うけど。
そのままほっとかないで、声かけできて良かった。
「情けは人のためならず」とも言うからね〜
これからも困ってる人がいたら、そのままにしないで
一声かけるようにしたいと思うわ。
ただし、女性と子供と高齢者に限るけど。
男性、特にオッサンは放置します。
だってコワイもん。
