立て続けにアップしますよ〜（笑）
これは実用筥迫六号！
今回の表布はよくわからない着物生地
頂き物でよくわかりませんが裏に緯糸が渡ってるんですよね。
シルクか、もしくはシルクウールとかかもしれません。
かなり厚めで堅い生地なのですがどうにか仕立てました。
内布にはエンジ系の綿ブロード使用。
これを作った時、あと二つをどうしても
鏡付きで作らなくてはならなかった事情があって
この筥迫は鏡なしで仕立ててあります。
後ろの鏡が入る部分には内布で表のような
一段口のポケットを作りました。
そして底の部分に製本で言うところの「花布」を入れてみました。
内布に使ったものより明るい赤の布です。
仕立てを焦ったため糊が少しはみ出てしまって汚くなったけど
これって差し色としていいかもしれません。
ただ、本来はここ「力糸」をかけて補強する部分なのに
うっかりすっかりその糸をかけるのを忘れてしまいました。
もしこの「花布」を入れるなら小さめに
目立たない程度に「力糸」をしたほうがいいでしょう。
打ち紐はエンジ系の内布に合わせて「唐紅」を使用
切り房はやめて飾り結びと陶器のビーズでシンプルにしました。
紐の先に小さめのビーズを付けたいんですが
未だに「コレ！」というものが見当たらず
当分切りっぱなしになりそう（笑）
