あの震災、いや大震災、いいえ大々震災から
1年なんですね。
あの時、我が家はちょうど水道工事で断水してて
前の公園のトイレに走ったり
お昼が作れないので、回る寿司を食べたり
ついでといっちゃなんだけど買い物なんかしたり
そんななんでもない日常の行動をしていた。
そして帰宅してジーンズ脱いだとたんに揺れたのだった。
慌てて脱いだばかりのジーンズをはき
玄関から外階段へ出たら・・・・
我が家の水道工事真っ最中で
工事のおっさんふたりが驚いてた。
母と私とおっさんふたりで
「すごいですね〜」と揺れながらまるで
「お天気ですね〜」と同じレベルの挨拶。
思えば「なにのんびりしてんだ」と思うでしょうが
そのときはそこに4人も人がいることのほうが
なんだか安心できちゃって
「いやいや、これは大きいですな」
「本当に、困りますねえ」
文字にするとまさに世間話。
ひとりきりじゃなくて良かったと思う。
おかげでさほどひどいトラウマにはならなかったから。
でも、この日たぶん2万人弱の命が消えたんだ。
それを忘れちゃいけない。
消えた命の冥福を祈ります。
そしてもし旅行をするなら東北へ行くことを誓おう。
少しでも東北の経済に貢献するために。
ちっさいことで申し訳ないんだけど。