昨日、思い立ってサントリー美術館でやっている
「小袖 江戸のオートクチュール」を見てきました。
かなり退色してたり、虫食いがあったり
刺繍の糸もほつれてたりするのですが
どの小袖も、想像以上に素敵でした。
これが出来上がったばかりのころは
どんなにか鮮やかであでやかであっただろうか…
ため息のでるほどのすばらしさじゃなかったかしら。
オーダーした女性の思い入れが伝わるよう。
そして何より、その女性たちの思いに応えた
職人たちの技術の高さ!
友禅の糸目の細さったらありません。
現代物にはない繊細さに驚きました。
いつの間にこんなの出来たんだ〜?とお上りさん丸出しでした(笑)
図版は重いし高かったので、おみやげはこんなもので。
一筆箋は2種類ありました。
特に気に入った小袖の絵はがきを数枚。
このおみやげを入れてくれたのはデパートの松坂屋の袋。
なぜ松坂屋?
そこで初めてこのコレクションが
松坂屋京都染織参考館の所蔵だと気がついたのでした。
そういや松坂屋は元呉服商だったわね…。
知らないで展示品を見てたわけだ。
ちょっと恥ずかしいかも。