なんでこうなるの?

風来坊のなにげない日々を綴るブログ

悲しい知らせ

母の肺ガンを見つけてくれて、手術をした病院を紹介してくれた先生。
近所で30年ちかく開業している小さな病院の院長さん。
看護婦さんたちに嫌われてる父を
「むげにはできない」と、入院させてくれて
最後には看取ってくれた医師でした。
その方が亡くなりました。
すっごくショックです。
春頃インフルエンザだということで診療をお休みされてました。
最近調子が悪いとは聞いてました。
でもまさか亡くなるほど悪かったとは思いませんでした。
まだ65才だったそうです。
私も母も父も、すっごくお世話になった院長。
父に続き、母もそのうちには院長に看取っていただくつもりでした。
母も「院長!亭主に続き、私も看取ってね」なんて言ったら
「おう。まかせておけ」なんて。
ひとりひとりの患者に時間をかける医師でした。
地域医療にとって痛手となるでしょう。
今夜がお通夜でしたので行って来ましたが
母の手術の成功と無事に退院できたことを直接話したかったのに
まさか霊前に報告するはめになるとは…悲しいです。
お顔を拝見させていただいたら、少し笑ってるような感じです。
「院長!何寝てるのよ!起きて!かあちゃん退院したよ!」
「おお!そーか!だから言っただろ、さっさと手術しちゃえって」
そんな会話が出来そうなお顔でした。